擬人化モノ読み比べ
- 作者: 日丸屋秀和
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2008/03/28
- メディア: コミック
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最初は鉛筆描きのタッチが見づらいし、文字多いしでサッパリ内容が頭に入ってこなくて、
元々私の世界史の予備知識が足りないせいもあるけど、ちょっと面白さが見えてきませんでした。
(学生時代は選択授業で日本史選んでました。日本史の知識もイマイチだけど)
ただ、少し慣れてくると各国キャラクターの違いも分かって面白くなってくるし、
イタリアのダメぶりも最初はイラっとくるけど段々かわいくなってくる。
ちびたりあは最後にちょっとホロリとさせられますね。
さんざん語られてると思うけど、腐女子の大好物の「関係性」と「性格付け」がとても上手くて、
妄想の間口がとても広いのが、ヘタリアの人気の理由だと思います。
20年前にこれがあったら世界史の授業が楽しかっただろうな〜いいなあ今の中高生。
(でも第一次世界大戦の話題になっただけでテンション上がりすぎて周りからうざがられそう。)
- 作者: 青春
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2009/06/23
- メディア: コミック
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ヘタリアよりこっちの方が直感的に笑えた!(自分の中の予備知識の差だと思うけど)
車両じゃなくて路線の擬人化です。キャラクターが「京浜東北線」とか「埼京線」とか。
これも女性向け特有の、擬人化して関係性とか性格の違いを楽しむタイプのマンガなんだけど、
ネタがどうしても遅延とか相互乗り入れの話ばかりになっちゃうところがちょっと残念。
(しかも東京千葉埼玉周辺限定。鉄道会社の事情も多少分かってないと面白くないです)
JRの在来線と新幹線の格の違いとか、西武線がちょっと宗教じみてたりとか、秩父鉄道の渋さとか、
ネタが分かる地域でよかった〜と思いました。
武蔵野線はハメハメハ大王ですかそうですか。たしかに私が乗ってた頃も霧で止まったり
台風でどっかの屋根が飛んできて線路ふさいで止まったりしてたよな〜。まったくいとおしい。
次があったとしたらつくばエクスプレスさんを出してください。私の中で今一番カッコイイ路線。
あ、絵は上手なBLEACHの同人誌みたいでした☆(褒めてるつもり)