真面目に「子供の仮面ライダーからの卒業」を考える

ブログもミクシも誰も見てないし、たまたま検索で辿り着いた人に見てもらえれば…と思ってはてなに書きます。

1年生の息子、小学校に入ってから徐々に特撮モノへの興味が薄れてきて、今年に入ったあたりから日曜朝のSHT放送中も気にせずゲームで遊んでて、録画も見なくなりました。
まあゲームの方が楽しくて興味がうつっちゃうのかな〜ぐらいに思ってたんですが、実際はそうじゃなかったんです。
先日お友達が2人遊びに来てWiiUで遊んでたんですが、その中の一人が超クライマックスヒーローズのソフトがあるのに気付いて「お前まだ仮面ライダー好きなのかよ〜」ってすごく馬鹿にした調子で言い出しました。(そのソフト、私がやりたくて買ったんで格ゲーやらない息子は関係ないんですけど…)
それキッカケでお友達2人は「俺なんかガンバライド全部切り刻んで捨てたぜ!」「○○(クラスメイトの子)はまだライダー好きなんだよなーガキだよなー」とか楽しそうに言ってる。息子は相槌打つぐらいで否定はしてませんでした。
それで分かったんですが、他のもの(ゲームとか)に興味が移って自然と見なくなったんじゃなくて「仮面ライダーカッコ悪い(嘲笑」みたいな子に釣られてだんだん恥ずかしくなって見れなくなってたんですね実際は。
それ知ってなんか泣きたくなってしまった。一番悲しかったのは戦隊ヒーローやライダーに対して抱いてた憧れとかカッコイイと思う気持ちとかまで捨てちゃうんだ!ってこと。正義感とか勇気とかを教えてくれたヒーローをそんな風に馬鹿にして簡単に捨てちゃうんだってことです。
それは「カッコ悪い(嘲笑」の子だけじゃなくて流されちゃううちの息子みたいなタイプも、結局幼稚園の間は周りもみんな「カッコイイ!面白い!」ってノリだから喜んで見てたしおもちゃも欲しかったけど、周りがそうじゃなくなるともう見ないしいらない…って。その自主性の無さが情けない!
…まあ「特撮ハマったのに息子が先に卒業しちゃったから引っ込みつかないカーチャンの嘆き」と受け取ってもらって結構ですけど、ただ本当残念なのはヒーローが伝えたいメッセージって、それを受け取れる年齢になる前に子供たちが番組を見なくなってしまってるのかなあって現実です。子供たちの間でせめて小学校の6年間は堂々とヒーローものを見続けられる風潮が出来るといいのですが。(息子の友達がたまたまそういう子だったのかな〜…だったらすごく残念なんだけど。)

で。HDDに撮ってたキョウリュウジャーをこれからも撮るか録画やめて消すかを個人的に判断するために(息子はもう見ないと言ってる)子供が寝静まってから一人で第一話見たんですけど、すっごい面白いですね!90〜00年代っぽい脳天気な戦隊で逆に新鮮です。
ウィザードも実はあんまりピンと来なかったんですが、ビーストが結構ツボで面白くなってきました。どっちも録画溜まってるんでちょっとずつ消化していきます、一人で(´・ω・`)

後日追記。
ちょっと冷静になって、「やっぱ単に飽きちゃったのかな?」とか思った。
これまで電車とかトーマスとかいきなり興味なくなったもんな〜あれと一緒かな。