HiGH&LOW THE MOVIEをみてきた話
こんなイカツイ表紙のパンフも買ってきたよ(涙目)
私はツイッターで面白いと思う人達30人ぐらいをフォローせずに非公開リストに入れて
ヒマな時にその人達の呟きを眺めてるんですが(気持ち悪い)
そのリストがなぜか一時期HiGH&LOWの話題一色になってて「一体何が起こってるんだ…?」と困惑。
最初はB級映画のツッコミどころを仲間うちでいじって楽しんでるだけかと思ったらどうも様子が違う。
わりと真面目に良いところやキャラクター愛を語ってる模様。もしかしてホントに面白いのか?!
ここは面白系の人達の感性を信じて私も観てみよう!と、ちょうど29日から学校も始まって
昼間子供もいないしレディースデーだしということで31日に観にいくことにしました。
しかし調べてみたら都内の映画館のほとんどが1日1回のレイトショー上映になっちゃってて、
午前からやってるのはお台場しかなくて、10:20からの初回上映に間に合うように9:50頃に
お台場メディアージュに着いてしまい夏休み最終日の中高生に混じって10時の開店を待ってる間、
「なんでオバチャンが1人でお台場にエグザイルの映画観に来てるんだろ」と我に返って泣きたくなった。
(ちなみにハイアンドローの観客ほとんど10~20代ぐらいの女の子ばっかでした)
肝心の映画の方ですが、結論から言うとすっげー面白かったです。
たしかに最初の30分ぐらいはその世界観がまだ把握出来ず、似たような容姿のイカツイお兄さんが
出てきては殴りあってるだけなので「なんじゃこりゃ正直つまらん。あの面白系の人達はやっぱり
内輪受けで盛り上がってただけなんだ!部外者が首突っ込んでも共通の話題に出来るわけでもないし
やっぱりシン・ゴジラか君の名はにしとけばよかった!失敗した!」とまで思ったんですが、
徐々に顔と名前と所属団体が一致してきて、脳内にSWORD地区の相関図が出来上がると、
その辺りからストーリーも盛り上がってくるので、気付いたらのめり込んでました。
とくに終盤の色んなチームが合流しながら最終決戦に向かうシーンは
ホントに「やべえ」しか言えないぐらいかっこよかったし(オタクは共闘が好き)
ラスボス(誰)と殴り合いながら回想シーンを挟んでいくエモい演出には泣かされました。
私はエグザイルファミリーの人は顔も名前もどのグループかとかもほとんど知らないので
(唯一知ってるマキダイさんとメンディがいなかったのも皮肉なもんですわ)
HiGH&LOWの役名とキャラクターをそのまま受け入れられたのが逆にラッキーでした。
実際知ってる顔が出てくると「おっゴーカイブルーだ」「仮面ライダービーストだ」
「ゴールデンボンバーだ」「マッハはオネエなのか(憐れみの目)」って感じだったので。
だから「琥珀さん!コブラ!ヤマト!雨宮兄弟!」って認識出来て、アニメとかマンガみたいな
楽しみ方が出来たのが良かった。この辺がオタクにも受けてる理由かも。
あとキャラの立て方がめっちゃ上手い!あんなに似たような背格好の登場人物をワンサカ出して
初見の人間に数十分で把握させるのは、普通に作ってたらなかなか出来ないことだと思う。
おそろいの衣装とかそのチームのポリシーとか上下関係とかがしっかり設定してあって、
どれも個性的だから他と被らないし、それぞれに愛着が沸くから上手く出来てるなーと感心。
ホワイトラスカルズの衣装もスクーターも白で統一してるところとかは美意識高い感じだし、
(クラブで出る飲み物まで白いんだけど「カルピス」とか言われてて笑った)
鬼邪高校が黒いダンプの荷台に乗り合わせて突っ込んで来るのも凄くらしいし、
達磨一家の和っぽいモチーフで統一してる感じとかたまらん。みんな好き。
で、すっかり劇場版に魅了されて、帰ってくるなりHuluに加入してテレビシリーズを観てます。
シーズン1の6話まで見たけど、村山とコブラのタイマンとか、ルードボーイズの
アクロバット追いかけっことか、テレビドラマとは思えないアクションシーンの力の入れよう…
本当にこれを無料体験で観ていいのか申し訳ないレベル。30分でサクっと終わるのもイイ!
そんな感じで私は最高だと思いますが「これを人に勧める奴とは離婚する」と評論家の人が
言ってて(その後ボコボコに叩かれてましたが)それもまあうん…ちょっと分かる。
パクチー食べたことない人に「パクチー美味しいよ」って勧めるのと同じぐらいに人を選ぶし
味覚(嗜好)を疑われる話だと思うので、私は勝手に1人でしばらくハマってようと思います。
ちなみに今回こんな語りが暑苦しくて長いのは、相互フォローの人は誰一人ハマってないので
ツイッターで語るのをやめたせいです。本当は語り合いたい…( ;∀;)
追記。HiGH&LOWの綴りが間違ってるの(iは小文字…)を直しました。