美学と信念

 

昭和元禄落語心中(1) (ITANコミックス)

昭和元禄落語心中(1) (ITANコミックス)

 

 たまたま深夜にアニメを見て、最初は「これ作画キレーだな」「山寺さん何やっても上手いな」

ぐらいで眺めてたんだけど、何話か見たら話が気になって原作読んでみました。

(この時点でアニメ4話目かその辺だったと思います)

 

今アニメでやってる若き日の菊比古さんと助六さんの話は過去編なのですね。

原作は助六さんもみよ吉さんも亡くなってる数十年後から始まるのがまずびっくりです。

「2人とも死んじゃうのか…」と重い気持ちで読み進めることになります。

(後日Amazonのプライムビデオで第一話見たらテレビアニメもほぼ同じ始まり方でした。)

主人公ポジションの与太郎くん、最初は「なんだこいつ」と思って読んでたんですが、

人懐っこさと邪気のなさが魅力的に描かれてるので物語の中でも周囲の人に愛されてるのが納得だし、

「この先この子が何か大きいことをするんだな」って期待が持てる気持ちの良いキャラです。

で、今は5巻まで読みました。色々なことがあって(一言で片付けすぎ!)過去編が終わって

また与太郎くんの現在に戻ったところです。

(5巻後半、凄い勢いで与太郎が突っ走るので「マジか?!」の連続でした…)

 

この漫画のキャラクターはそれぞれの美学や信念をしっかり持ってるので(とくに落語に対する)

その考えの違いで対立してしまったり、違うからこそ惹かれ合ったりするのが

物語の面白さになってます。

あと落語の専門的なことは分からなくても、3月のライオンとかヒカルの碁とかみたいに

「ルールは分からないけど面白い」っていうパターンの漫画なので全然問題ないです。

(こういう門外漢が見て面白い漫画が描けるのって本当凄いことだと思う、素直に尊敬)

あとアニメと原作の違いは、アニメは演技でおどけることはあってもあの整った絵のままですが、

漫画の方は崩したキャラが凄くおちゃめでカワイイのでかなりキャラクターの印象が違います。

私は師匠に怒られた時のダメ犬のような与太郎がめっちゃ好き。

 

ただ原作コミックス7,8巻のDVD付き特装版が今は入手困難なのが残念です(´・ω・`)

どっちも+1000円ぐらいのプレ値付いてるから、思い切ってマケプレで買うか通常版にするか悩み中。

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