問題提起するのもめんどくさい

「少年野球の合宿が実質おじいちゃんコーチの飲み会旅行と化してて、

子供とジジイの両方の面倒を母親が見るという理不尽なイベントになってる」件に関して

1週間後に迫った今、とにかく逃避したい一心で色々考えてみました。

 

他の小学校のお母さんに聞いてみたところ、どこも少年野球チームの合宿の実態は

だいたいこんな感じだということが判明。

他チームだけど「お父さんたちの酒盛りが夜中まで続いて翌日の朝練に出て来なかった」

とか酷いエピソードまで聞いてしまった。本末転倒やんけなんだそりゃ!

ざっくり聞いただけだけど、やっぱりお手伝いのお母さんの参加は少なく(重労働だから)

お父さんやコーチは酒盛り目的で大勢で行くみたいです。

「なんだ、ウチだけじゃなかったんだ…そりゃ簡単に改善出来ませんわ…」とガッカリ。

 

で、その原因についても考えてみたんだけど、ジジイたちは何年も前に自分ちの子を

教えてそのまま居着いてるパターンが多いんですが、

ジジイたちがコーチしてた頃ってまだまだ野球人気が根強い頃で今に比べて部員も

いっぱいいたんだと思います。(この辺完全に想像だけど)

その頃のコーチだからそりゃチヤホヤされたでしょうよ。

んでそのコーチを接待するにも少ない部費でやりくりするには自分たちで準備して、

花見だ納会だって喜んでやってたんだと思います。「当時」の保護者は!

で、良くないのは部員(小学生)も親も卒業とともに数年で入れ替わるけど

何年経っても同じジジイはコーチとしてずっといる、

コーチをもてなす古い習慣だけが残って、実質的なコーチも出来ないおじいちゃんに

なった今も酒盛りだけは参加しててそれが毎年当然あるものと思ってる。

疑問や不満を抱く人も私以外にもいただろうけど、ここまで慣習になってしまってると

「新参の自分が言う権利はなさそうだなあ…卒業まで○年だし我慢するか」って

黙って従ってるんだと思います。

これが諸悪の根源かな?そう考えるとジジイが悪いわけでもない気がしてきた。

そして自分も、とりあえずあと数年付き合うしかないのか…と暗い気持ちに。

( ゚д゚)ハッ!「6年生の納会で引退するときは親も感動するよー」って言ってた正体もこれか!

(ただの開放感じゃねーかチクショウ!)

ぐるぐる考えて、なんとなく自分なりに「ならしょうがない」ってとこまで行ったので、

この件に関しては少し気が楽になりました。2日目の宴会の係なので頑張ろう…

 

ただ合宿説明会で「宿のババアが気分屋だから上手く機嫌取るように」と言われました。

なんでそんなババアが恐怖政治で治める独裁国家みたいな宿使ってるんだよアホか!!!

漫☆画太郎先生のババアが仕切るマッドマックスの世界で想像してる)

これはもうダメかもわからんね

この前ここに「ちょっと愚痴りたくても全部夢かもしれないから受け入れる」

って書いたけどあれは全て撤回するぜ!文句言いまくるぜ!

…そう、息子の野球チームのことです。

今日も「少年野球 当番 めんどくさい」の続きですよおおお

検索してたどりついたお母さん、じっくり読んでから入部考えて下さいね!

 

さて二択なら死の方を選びたい程イヤで仕方ない合宿が近づいてまいりました。

全然やる気なくて新入部員の小学1年生と同レベルのヘタクソ息子のために

なんで私がこんなの泊まりで行かないかんのじゃ。

家でスプラトゥーンやってたいんじゃ。

…もちろん親の合宿参加は強制ではないです。

ただ、例年現地のお世話係&コーチの爺様の酒盛り準備を4年生母がやることに

なってるらしくて「4年母親は2泊3日絶対参加」が部のお約束なんだそうです。

でも学校行事と重なって合宿に参加しない子やら、お仕事がある人やら、

乳幼児のいる人やらで4年生の母親は5人中私含めて2人(!)しか参加出来ない現状。

そのうち1人の私も1年生娘を置いていく関係で後半の1泊だけだし、

もう1人(低学年代表)もクラス会があるので一旦帰宅して日帰りで合宿地に戻るとか…

 

これに文句を言ってるのが、「自分たちが4年生のときは全泊して大変だったのよ!!

都合とかいいから全員3日間行きなさいよ!!」とうるさい現6年生母連中。

出た~どこにでもいる「クソみたいな伝統や慣習をタテに自分たちの苦労は全部後輩にも

全て味あわせたい」だけの根性悪いお局様だ~

しかも行くのが決まってる代表さんにだけその文句を聞かせてるようで、

「クラス会欠席して3日いた方がいいのかな…(´;ω;`)」とすごく気にしてました。

 

私も正直言うと行かなくていいんならまず行かないつもりだったのですが、

この状況じゃ逃げようがなく「1泊で行き帰りは高速バスで良ければ行きます」

と言わざるを得なかった…

でも代表さんには「私こういうの(とくにジジイの酒の相手とか)向いてない性格なので、

耐えられずメンタルに異常を来して発狂するかもしれない…」と知らせておきました。

ああもう本当憂鬱…発作的に死を選びかねないので念のため行く前にメンタルクリニック

受診しておこうかと思います。(結構マジで)

大丈夫そうだったらオススメ

 現在の激ハマリ漫画を紹介しますよ~。

イノサン 9 (ヤングジャンプコミックス)

イノサン 9 (ヤングジャンプコミックス)

 

実在のフランス革命時に活躍した処刑人を描いたイノサンです。

第一話はだいぶ前にwebで試し読みしまして、その時点では、めっちゃ美形なのに

性格が軟弱でどーにも頼りないシャルルには同情はしてもあまり魅力は感じられず

(´ε`;)ウーン…て感じでした。

でもたびたびツイッターなどで尋常じゃない坂本先生の描き込みの凄さを

取り上げられてるのを見て、印刷で読むとどんなだろ?と気になって1巻購入。

ジャンが登場してからの「運命の皮肉」的な展開でやっとこの漫画の面白さに気付き、

そこから一気に9巻まで買い揃えて既刊は全て読んでしまいました。

2巻以降のシャルルは運命に翻弄されながらも自分の理想を掲げて歩んでいくので、

ムッシューダミアンとのエピソードでは彼の成長を感じられて、酷い最期ながら

不思議と清々しい気持ちになりました。

私はここらの話は完全に腐女子目線で読んでたので「切ない…切ないよお…」と言いながら

アホほど泣きました。現代風な衣装で手を取り合うイメージシーンは思い出しただけで涙目。

 

また、シャルルの妹マリーが覚醒してからの4巻以降の展開も熱くて好きです。

マリーの「男のマネをしたいわけじゃない、自分の着たい服を着て、

自分のしたいことをするんだ」って生き様がかっこ良すぎて痺れます!

だいぶ読み進めてやっと「マリーは別次元のオスカルなのか?!」と気付いてからは、

以前の記事で「世代的にはドンピシャなのに読んだことない」と書いた

ベルサイユのばらにも興味が湧きました。(今度余裕のあるときに漫画喫茶で読もっと)

あと9巻で出てきたアランがめちゃ好みで「うわーカッコイイ!素敵!」と思ったら

あっさり退場してしまって、その時のマリーの激情には心底感情移入しました(´・ω・`)

(そしてルージュ第一話が気になってグランドジャンプを買ってしまいました…)

 

この漫画、絵は壮絶に綺麗だし、キャラクターもほぼ歴史上の人物なのに魅力的だし、

ストーリーの起伏が激しい上に超スピード展開で全く退屈させないし、

たまにミュージカル風になるなど演出が多彩だったりと非の打ち所がないです。

何か欠点があるとしたら「処刑シーンばかりなのでとにかくグロい」ってところぐらいです。

私もグロ苦手だけど(実際1冊読むと食欲なくす)それを補って余りある面白さですよ!

 

以降イノサン的には若干ネタバレ含みます。

この前小一時間図書館で時間つぶしすることになって、フランス革命時代の本を何冊か

パラパラと見てたんですけど、マリー・アントワネットルイ16世の処刑に関する

記述にはほぼ必ず処刑人シャルル=アンリ・サンソンの名前が出てきます。

そこには「旧知のデュバリー夫人の処刑が出来ずに息子に替わってもらった」とか、

「処刑前のマリー・アントワネットに足を踏まれて「わざとじゃないのよ」と言われた」とか

…この先の重大なネタバレになるようなことが普通に書いてありました…(;´Д`)

(ちなみにどちらも有名なエピソードらしくwikiにもさらっと書いてあります)

「歴史漫画ってこんな所でネタバレに会うんだ!」ってちょっと新鮮でした。

次に目が覚めたら…

物心ついた頃から「今生きてるつもりのこの人生は実は一晩の夢なんじゃないか」

とたびたび思うことがあります。

ドラえもんの最終回が「今までのお話は全部植物人間ののび太の夢だった」

というデマがあったけど、ようするにアレです。

現在少年野球のお当番やら小学校の委員など、若干の面倒くささを感じながらも

それ以外はわりとストレスなく日々のほほんと暮らしておりますが、

でも実はそれも全部夢で、目が覚めたら明るいお調子者の子供も、

趣味に理解あって適度に干渉してこない旦那もいなくて、

天涯孤独の40代独身女だったらどうしよう…と考えてしまうのです。

最近焦って婚活してるような独身女性たちを嘲笑する風潮がありますが、

実は私も目が覚めたらあの立場なのじゃないかと。

いやまだそれは良い方で、職もなく高齢の親に生活を頼ったりしてたら…。

「東京タラレバ娘」を読んでて既婚なのに「ギャアアア!もうやめて!」ってなったのは

常々感じる「私の人生がこんなイージーモードのわけがない」っていう思い込みから

だと思います。

 

何が言いたいのかと言うと、些細なことで愚痴ったり腐ったりしてないで、

今のまあまあ不自由のない生活に感謝して色々楽しんでいかないなーと。

だって次に目が覚めたら独身無職かもしれないんだからねッ( ゚д゚ )クワッ!!

ディズニーランドホテルふたたび

今回はシンデレラのお部屋に泊まりました。

濃紺と金を基調にした上品かつゴージャスな内装です。

…「分不相応」とはまさにこの事…(´・ω・`)

 

f:id:skyfish:20150508184604j:plain

f:id:skyfish:20150508193807j:plain

f:id:skyfish:20150508184927j:plain

f:id:skyfish:20150508185555j:plain

f:id:skyfish:20150508185806j:plain

f:id:skyfish:20150509113535j:plain

ホテルも所々イースターの飾り付けになってました。

 

f:id:skyfish:20150509113716j:plain

f:id:skyfish:20150509114256j:plain

 

この日の夜はミラコスタにも泊まりまして…

でもチェックインが閉園間近の時間だったので、疲れてすぐに荷物散らかしちゃって

そちらは写真あんまり撮ってないのです。

ヴェネツィアン・ゴンドラの乗り場正面のお部屋で、とても良い雰囲気でした。

 

f:id:skyfish:20150510074616j:plain

(ここだけiPhone画質でスミマセン、開園前に撮りました)

特撮のあるある言いたい~

 

トクサツガガガ 1 (ビッグコミックス)

トクサツガガガ 1 (ビッグコミックス)

 

 ここから試し読み出来ます↓

作品詳細『トクサツガガガ』 | ビッグコミックスピリッツ公式サイト -スピネット-

 

うちの坊主がシンケンジャーで戦隊にハマり、ゴーバスターズ終了直前に

裏番組のポケモンを見るようになってしまうまでの数年間、

日曜朝のスーパーヒーロータイムが人生で一番の楽しみと言ってもいいぐらいでした。

週1の放送じゃ足りなくて過去作を5年分ぐらいさかのぼってレンタルやCSで見ました。

劇場版が公開されれば春、夏、冬と必ず見に行ってました。

それぐらいハマってて今の特撮が大人でも楽しめるのは実体験済みなので、

主人公の仲村さんにはめちゃくちゃ感情移入してしまいます。

「分かる!分かるよ仲村さん!!」と机バンバンしながら読んでます。

 

特オタにとってこの漫画の全てが「あるある!」なんだけど、特に共感したのが、

特撮でデビューした若手俳優が数年後にイケメン代表みたいに扱われて、

しょーもねえ恋愛映画にばかり出ている現状を嘆く回…分かります、分かりますとも。

福士蒼汰くんもフォーゼに出てるときは短ランにリーゼントというトンデモ衣装だったのに

弦ちゃんのキャラクター含めて本当にカッコ良かった。

それが今じゃ女の妄想を全て叶える「全自動壁ドンマシーン」みたいになっとる…

(この前のドラマで幼女に操られるロボットになるシーンがあったのが皮肉)

そしてその手のイケメン俳優は特撮に出てたことは黒歴史扱い。あんまりですわ!

今の「甘いセリフ再生機能付き壁ドンマシーン」となってしまった彼をカッコイイと

思うなら絶対仮面ライダーフォーゼを見た方がいいと思う。(あまちゃんの先輩も良かった)

 

あとは「追加戦士加入前の敵か味方か!?な展開」とか、全米ゴルフで中止になる悲しさとか、

「ショッピングセンターのヒーローショーのアクターさん体型違いすぎ問題」とか、

てれびくんの全プレDVDとか、2巻の方がネタがより具体的になってて面白かったです。

設定がやたら細かいジュウショウワンもカッコイイ。見てみたいなー。

(3人組で動物モチーフだからゲキレンジャーっぽい←ありがち発想)

 

最近息子の野球の練習が8時からの日とかはポケモンの途中で家を出るので、

見送ったら速攻でニンニンジャ-にチャンネル変えてます。

(野球が10時からの時はあばれる君ポケモン交換の旅見てるけどあれも面白い)

表紙買い2本勝負

 

アマリリス (ヤングジャンプコミックス)

アマリリス (ヤングジャンプコミックス)

 

下北沢のヴィレヴァンで「今日はネットの評判とか予備知識なしで表紙買いしたろ!」

と思って2冊選んで買ってきました。

 

まずアマリリス

表紙が好きな雰囲気だったので目に止まったけど、よくよく見たら

昔好きだったサムライうさぎ福島鉄平さんの短篇集だったので即買いでした。

で、この表紙の子が男の子って時点でだいぶ衝撃的なのですが、

「アマリリス」は純粋な心を持つ少年が汚い大人に翻弄されて傷ついていく様を、

淡々とかわいらしい絵柄で描くことで文学的な香りさえ漂わせる不思議な短編でした。

ちゃんと読んだこと無いけど、少女漫画で少年同士の恋愛を描いて今も名作と言われてる

風と木の詩とかトーマの心臓とかに通じるものがあるんじゃないかな?

(ちゃんと読んでから言えよ…今度ネットカフェで読んできます)

同じぐらい好きなのが「私と小百合」。これも昭和初期~戦前の文学の雰囲気を

漂わせつつも「居丈高で苦手な同級生を女装して誘惑するよ!」というポップなお話です。

この女装した主人公がかなり可愛くて「絵柄の説得力って大事だな…」と思いました。

作風は違えど全体的に、表に出さない人間の醜い部分や弱い部分を描くストーリーで、

可愛い絵柄が相まって味わい深い1冊でした、かなりお気に入りです。

(あとサムライうさぎ読み返したくなった)

 

 

死にたがりと雲雀(1) (KCx)

死にたがりと雲雀(1) (KCx)

 

 「なんかムショウに時代モノが読みたい」と思って手に取りました。

(時代モノ好きなんす…って他はオノ・ナツメさんぐらいしか買ったことないけど)

線の細い今風の絵柄ですがハートフルな人情モノです。(1巻の時点では)

時代背景的に豊かじゃない生活をしながらも、周囲の人と支えあって一生懸命生きてる

大人たちと子供たちが丁寧に描かれてます。

父ちゃんがクズなせいで苦労しまくりの雲雀ちゃんが健気で泣ける…(´;ω;`)

訳あり感も出しつつ謎の包容力で安心感を与える朽木先生がとってもいいキャラです。

わりと漫画好きの自分でも知らなかったので、もっと色んな世代の人に読んでもらいたいです。

少女誌に掲載されてるようですが中高年層にもすんなり受け入れられそう。

(と中高年予備軍は思います。)