泣きのツボ押されまくり

 

これは主人公ハナビさんの「終活」をコマさんがお手伝いするお話です。

余命宣告された若い女性の主人公って時点でかなり重いのですが、

ハナビさんの大事な人たちがコマさんに会うことでまた優しい気持ちを取り戻していく

…という流れなので、読んでて優しい気持ちになります。

つーかもう純粋過ぎて泣くしかないだろこんなの!みたいな感じです。

ハナビさんに最後の時が迫った終盤は心臓がギューっとなるぐらい見てて

つらいものがありますが、コマさんのおかげで苦しくつらいだけの最期ではなかったんだ…

と分かるラストなので悲しい気持ちにはなりませんでした。号泣したけど。

 

こういう大人向けの感動的なストーリーに合わせて改変されたコマさんだったら嫌だな~

と思ってたけど、見た目も性格もアニメやゲームでおなじみの

田舎者でKYでピュアなコマさんそのままのキャラなのでその辺も安心ポイントです。

「死んじゃって可哀想~悲しい~」ってだけで「泣ける妖怪ウォッチ」を

うたってるわけじゃないので、その辺はさすがとしか言えない。

 

まあ私はヒバナ創刊時のwebの試し読みで1話だけ読んだ時点で大号泣で、

その時点で「これ絶対最後にハナビさん死ぬやつじゃん!先読みたくないわ~」と

今回も本屋で見かけてもちょっと買うの躊躇したんですけどね…買って良かったけど。